WWDC2020でのハードウェア発表まとめ

皆さんWWDC2020はご覧になりましたか?
まだ見ていない方は下のリンクより日本語字幕付きで見ることが出来ます。https://www.apple.com/apple-events/event-stream/
WWDCとはworldwide developers conferenceの略で基本はソフトウェアの発表などがメインです。
ソフトウェアに関しては新しいmacOS「Big Sur」やiOS/iPadOS14、WatchOS7、Airpods Proのサラウンド対応などが発表されました。
個人的にはAirpods Proのサラウンド対応が気になりました。
ソフトウェアの詳しい発表は他のサイトに任せるとして、今回はハードウェアに着目していきたいと思います。
発表前のうわさ

WWDC2020の(ハードウェアに関する)噂としては、独自チップセットを搭載したARM搭載MAC、新型iMac、紛失防止タグ「AirTags」、オリジナルヘッドホン「AirPods Studio」、ワイヤレス充電マット「AirPower」などが噂されていました。
しかし、今回のWWDCで発表されたのは一種類のみ。
そのハードウェアとは…?
ずばり!今回のWWDCで発表されたハードウェアは?

ARM搭載デベロッパー向けMac Miniです
普通の消費者向けのハードウェアは今回は発表されませんでした。
しかし、今回のWWDCでは今年の末までにはApple Silicon(Apple独自開発のチップセットの呼称)搭載MACが一般向けに販売されることが発表されました。

Intel CPUからApple Siliconと移行するにあたり、Mac用ソフトウェア開発者はアップデートする必要が生じてきます。
このMac Miniはそんな開発者が、自分のソフトウェアを作り直し、正しく動くかを検証する為に発売されます。
開発者として登録した人が予約購入できるとなっている為、一般向けに販売されることは無いでしょう。
現段階ではA12ZとiPad Proと同様のチップセットを搭載していますが、一般向けに発売される頃にはより高性能な物が搭載されると予想されます。
ちなみにこのデベロッパーキットは本日(6/22)にも開発者は注文することができ、早ければ今週中にも出荷が開始されます。
上記のマシンが手に入るユニバーサルアプリクイックスタートプログラムへ参加費用は500ドル(約53,000円)と割安ですが、プログラム期間終了と共にAppleに返却する必要があります。
なお、上記はアメリカでの話なので現段階では日本でも同様のプログラムが開催されるかは未定です。
今回の発表を受けて

改めてA12チップセットの凄さを実感しました。
今回の発表の中で600万ポリゴンの3Dモデルを描画させたり、4K動画を編集したりと、当初モバイル向けに発表されたとは思えない性能を発揮していて驚きました。
iOS/iPad OSでもその真価が十分発揮できればと思ってしまったのは私だけでしょうか。
(現状持て余してる感しかしない…)

正直今回の発表で一般向けのMacも発表されると思っていたので少し残念でしたが、年内には発表されるとのことなのでとても楽しみにしています。
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